コラム

不動産を売買する際の仲介手数料について!相場や内訳も解説

作成者: 小林茂美|Jul 7, 2025 2:15:00 AM

不動産の売買をおこなう際に、仲介手数料について理解しておくことは大切です。
ただし、仲介手数料といっても具体的にどのような費用なのかや、相場や内訳といったわからないことが多いかと思います。
そこで今回は、仲介手数料の概要、相場、内訳について解説していきます。

 

不動産売買時の仲介手数料とは

そもそも仲介手数料とは、不動産会社が売主と買主の間に立ち、不動産売買の取引を成功させるために活動した対価として支払われる費用を指します。
具体的には、物件の広告・宣伝、内覧の調整、契約条件の交渉、契約書類の作成、引き渡し手続きなど、多岐にわたる活動が含まれます。
そして前提として、仲介手数料は売買契約が成立した場合にのみ報酬として支払われるのです。
支払いのタイミングは一般的に、売買契約の締結時と物件の引き渡し時の2回に分けておこなわれますが、不動産会社との契約内容によって異なる場合があります。
なお、支払いタイミングや、詳しい内容を知りたい方はお気軽にお問い合わせください。

不動産売買時の仲介手数料の相場について

仲介手数料の上限は、宅地建物取引業法によって定められています。
売買価格が200万円以下の部分は5%、200万円超から400万円以下の部分は4%、400万円超の部分は3%とされています。
これを簡略化し、速算式にすると、売買価格が400万円を超える場合、「売買価格×3%+6万円」に消費税を加えた金額が上限です。
このように売買価格によって、パーセントが異なりますので、価格ごとのパーセントを抑えておきましょう。
なお、売主が直接買主を見つけた場合や、不動産会社が売主である物件を購入する場合など、仲介手数料が発生しないケースがあることもあります。

不動産売買時の仲介手数料の内訳について

先述したように、仲介手数料には不動産会社が提供するさまざまなサービスの費用が含まれています。
主な内訳として、物件の広告・宣伝活動、購入希望者への物件案内、売主と買主の契約条件の調整、契約書類や重要事項説明書の作成、取引に必要な各種調査、契約から引き渡しまでの手続きサポートなどが挙げられます。
これらの業務は、不動産取引を安全かつ円滑に進めるために重要な役割を果たしているのです。
なお、通常の仲介手数料に含まれない特別なサービスや追加の広告活動を依頼した場合には、別途費用が発生することがあります。

 

まとめ

仲介手数料は、不動産会社が提供する取引成功のためのサービスに対する成功報酬です。
その上限は法律で定められており、売買価格に応じて算出されます。
手数料には、広告活動や契約書類の作成など、多岐にわたる業務の費用が含まれていますので覚えておきましょう。
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