コラム

転職するか迷ったときに考えたい5つのポイント|今の会社に残る選択も含めて考える

作成者: 小林茂美|Aug 25, 2026, 7:45:22 AM

転職を考え始めたとき、「本当に今の会社を辞めていいのだろうか」「転職して後悔しないだろうか」と迷う方は少なくありません。

転職サイトを見れば多くの求人が掲載されていますが、求人を見れば見るほど、かえって迷ってしまうこともあります。

大切なのは、最初から「転職する・しない」を決めることではありません。

まずは現在の仕事や今後のキャリアについて整理し、自分にとって何が大切なのかを明確にすることが重要です。

ここでは、転職を迷っている方に考えてほしい5つのポイントをご紹介します。

1.今の会社で感じている不満は何か

まず整理したいのが、「なぜ転職を考え始めたのか」ということです。

例えば、

  • 給与がなかなか上がらない
  • 仕事内容にやりがいを感じない
  • 残業が多い
  • 評価制度に納得できない
  • 人間関係に悩んでいる
  • 将来のキャリアが見えない

など、人によって理由はさまざまです。

ここで大切なのは、「会社が嫌だから転職する」と考えるのではなく、何を改善したいのかを明確にすることです。

転職先でも同じ悩みが起こる可能性があるため、不満の原因を整理することが転職成功の第一歩になります。

2.5年後の自分を想像できるか

今の会社で5年間働き続けた場合、自分はどのような仕事をしているでしょうか。

役職は上がっているのか、年収は増えているのか、新しいスキルは身についているのか。

一度具体的に想像してみてください。

もし5年後の姿に期待が持てるのであれば、無理に転職する必要はありません。

一方で、

「今とあまり変わっていない気がする」

「この会社では自分が目指すキャリアを実現できない」

と感じるのであれば、他の選択肢を知っておくことも重要です。

3.現在の年収が適正か確認する

同じ仕事内容や経験年数でも、会社や業界によって年収は大きく異なります。

そのため、現在の給与だけを見て「自分の年収はこれくらい」と思い込んでしまうのはおすすめできません。

転職市場では、

  • これまでの経験
  • 専門知識
  • マネジメント経験
  • 営業実績
  • 保有資格

などによって評価が変わります。

転職する予定がなくても、自分の市場価値を知っておくことは今後のキャリアを考えるうえで役立ちます。

4.転職によって本当に悩みが解決するか

転職をすれば、すべての悩みが解決するわけではありません。

例えば年収アップを目的に転職した結果、残業時間が増えてしまうケースもあります。

反対に、年収は少し下がっても、休日や働き方が改善され、満足度が上がる場合もあります。

重要なのは、

「自分は何を優先したいのか」

という基準を持つことです。

給与、仕事内容、勤務地、休日、会社の安定性、成長環境など、希望条件に優先順位をつけてみましょう。

5.転職しない選択肢も考える

転職活動を始めたからといって、必ず転職しなければならないわけではありません。

求人を見たり、キャリアアドバイザーへ相談した結果、

「今の会社は思っていたより条件が良かった」

と気づく場合もあります。

また、

「今すぐ転職するより、あと1年経験を積んだ方が選択肢が広がる」

というケースもあります。

転職活動は、会社を辞めるためだけのものではありません。

自分のキャリアを見直す機会として活用することもできます。

まずは自分の選択肢を知ることから

転職で大切なのは、勢いで会社を辞めることではありません。

今の会社に残る場合と、転職した場合の両方を比較し、自分に合った選択をすることです。

「転職するべきかわからない」

という段階でも問題ありません。

これまでの経験や現在の年収、希望する働き方を整理することで、自分では気づかなかったキャリアの可能性が見えてくることもあります。

まずは自分の市場価値や選択肢を知ることから、これからのキャリアを考えてみてはいかがでしょうか。