コラム

サブリースで自己破産したらどうなる?トラブルへの有効な対策も解説

作成者: 小林茂美|Jun 16, 2025 9:30:26 AM

不動産経営において、空室リスクを減らせるといった特徴を持つサブリースに興味を持つ方も多いです。
しかし、サブリースは社会問題になるほどのトラブルを招いた歴史も持つため、活用するかどうかは慎重に判断しなければなりません。
今回はサブリースで自己破産に陥るトラブルの事例や、自己破産するとどうなるのかなどを解説します。



サブリースで自己破産に陥るトラブルの事例

サブリースにまつわるトラブルの事例として多いのが、保証賃料の減額を提示されたり、保証賃料の支払いそのものが停止したりといった問題です。
オーナー側が意図しないリフォームやリノベーションが勝手におこなわれ、オーナーに修繕費が請求されるケースも見られます。
また、経営難などを理由に、サブリース会社から中途解約されてしまい、借金だけが残って自己破産に追い込まれる可能性もあるでしょう。

 

サブリースで自己破産するとどうなるのか

先述したトラブルにより自己破産した場合はどうなるのかと言うと、任意売却または競売によって、購入した物件は手放すことになります。
任意売却は、競売と比べて高値で売却しやすく、より多くのお金をローンの返済に充てられますが、ローンを借り入れている金融機関の同意がなければおこなれません。
また、自己破産は債務をすべて帳消しにする強力な処置であることから、自己破産をする人には強い責任が追及されます。
自己破産と同時に、自宅や車をはじめとする財産の大半を処分する必要に迫られることも覚えておきましょう。

 

サブリースでトラブルに巻き込まれないための対策

サブリースでトラブルに巻き込まれないためには、計画どおりに収益を得るための対策を練る必要があるため、減額請求に安易に応じないことが重要です。
サブリース契約後に高額な工事費が発生すると、ローンの返済計画が乱れる恐れがあるため、サブリース会社側から提案された修繕やリフォームに注意しましょう。
信用できるサブリース会社を選ぶことも、トラブルを防ぐうえで重要な対策のひとつです。
サブリース会社の実績や評判を確認して、過去に大きなトラブルを起こしていないかチェックしましょう。

 

まとめ

サブリース契約後に、保証賃料の減額を要求されたり、高額な修繕費を請求されたりといったトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
自己破産をすると、自宅を含む財産の大半を処分する必要に迫られるため注意しましょう。
減額請求に安易に応じないことや、信頼できるサブリース会社を選ぶことが、トラブルを防ぐ対策として重要です。
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