所有している賃貸物件に空室があり「早く空室をなくしたいけど、どうしたら良いのか」とお悩みのオーナーさんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、空室対策に効果的な人気設備を導入する際のポイントや、ファミリー向けにおすすめの人気設備をご紹介します。
賃貸物件の空室対策にファミリー向けの人気設備導入のポイント
理想的な設備がないという理由で部屋が決まらない方もいるはずです。
人気設備を導入することによって集客力は格段に上がります。
では、設備導入のポイントについてご紹介します。
ターゲットを見つける
まずは、賃貸物件の間取りなど確認し、導入できそうな設備が入居者のターゲット層と重なるか情報収集をしていきましょう。
全国賃貸住宅新聞社では人気設備のランキングを公開しています。
入居者の反応が良い設備がわかることから、集客活動において参考にしやすいと言えます。
こういった視点からアプローチしていくことも大切です。
エリアの特性を知る
地域によって需要は変わってきます。
たとえば、浴室換気乾燥機を設置したとしても、地域によってはあまり必要性を感じないこともあるでしょう。
もちろんそれが有効的な地域もありますので、地域の特性を理解したうえで導入を検討しましょう。
賃貸物件でこれがないと部屋が決まらないファミリー層の人気設備
全国賃貸住宅新聞社の「この設備がないと部屋が決まらないランキング」ファミリー編2021年版では、1位がテレビモニター付きインターホン、2位が室内洗濯機置き場、3位が独立洗面台となっています。
いずれも、入居者が独自に導入するのはむずかしい設備がランキング上位を占めています。
ほかに、テレビモニター付きインターホンなども上位にランクインしていて、ファミリー層・単身者を含めて防犯対策がしっかりしている賃貸物件を求めているようです。
賃貸物件で周辺相場より高くても決まるファミリー層の人気設備
周辺相場より高くても決まる設備のランキングもあります。
これによると、1位はインターネット無料、2位は宅配ボックス、3位はエントランスのオートロックです。
1位は、コロナ禍の影響でテレワークが増えてきていることが影響していると言えます。
2位も、時節柄人と直接対面することなく、荷物を受け取れる設備ということで人気になっているようです。
これらの設備は、入居者にとっては必須とも言える設備のため、たとえ周辺相場より高くても決まるのです。
まとめ
今回は空室対策として、人気の設備を導入するポイントと、ファミリー向けにおすすめの人気設備をご紹介しました。
部屋が決まらないと悩んでいるターゲットに、こういった設備を導入してアピールをするチャンスです。
周辺の競合物件の設備導入状況も見ながら、しっかり検討していきましょう。
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