自分で不動産の売却査定をおこなうため相場を調べるときに、具体的な方法や何を利用すれば良いのかわからない方も多いでしょう。
相場を調べる方法として、レインズマーケットインフォメーションや土地総合情報システムの活用が挙げられます。
本記事では、不動産の売却査定におけるこれらの活用方法や注意点、高く売るためのコツについて解説します。
自分で不動産の売却査定をおこなって相場を調べる方法とは？
自分で不動産の売却査定の相場を調べるなら、レインズマーケットインフォメーションを利用しましょう。
レインズマーケットインフォメーションとは国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営している公式サイトです。
このサイトでは、マンションや一戸建ての市場価格をチェックできます。
一方、土地総合情報システムは、国土交通省が管理・運営する公式サイトです。
このシステムの情報源は、国土交通省がおこなっている不動産取引関連のアンケート結果に基づいています。
しかし、アンケートの回答は自由参加式であるため、レインズマーケットインフォメーションと比較すると、取得できるデータが少なめです。
不動産の売却査定で相場を調べるときの注意点とは？
不動産の売却査定で相場どおりの価格を把握する際、一戸建てとマンションでは、売り出し価格と成約価格が20%程度異なるのが注意点です。
また、相場を調べるとき、売りに出す物件と参考にする事例の条件の違いをしっかりと認識することも重要です。
築年数が新しいほうが、古いものより価格が高い傾向にあります。
リフォームされた物件は、されていないものよりも価格が高くなります。
また、土地や建物の広さについても、大きなものほど金額が上がるのが一般的です。
物件と参考とする事例との間では、価格を高める要因や下げる要因が混ざっています。
通常、同じ条件の事例は見つからないため、できるだけ近い事例を基に時間をかけて相場を探るのが鍵となるでしょう。
不動産の売却査定が相場よりも高くなるための方法とは？
売却査定で相場よりも価格設定を高くするため、家の状態を詳しく知るインスペクションを取り入れる手段が考えられます。
インスペクションとは、建物状況調査とのことで家の主要構造部や雨漏りを防ぐ部分に関して、専門家がおこなうチェックです。
インスペクションをおこなうことで、買主に一定の安心感を与えることができるため希望価格で売却が期待できます。
また、家を高い価格で売る際のタイミングとして、適切な価格を提案してくれる不動産会社に売却を頼むのが基本となります。
適正な価格を提案してくれる不動産会社を見つけるためには、実績の豊富な信頼できる会社を選びましょう。
査定価格自体は、おおよそ3か月の販売活動を想定したときの予想される価格となります。
まとめ
自分で不動産の売却査定をおこなうのであれば、レインズマーケットインフォメーションや土地総合情報システムの活用が挙げられます。
また、高く売りたいのであればタイミングなどを考える必要があるでしょう。
適正な信頼で価格で売却をご希望なら、実績の豊富な不動産会社に相談してみましょう。
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