不動産を売却するときに意外と重要となる担当者の選び方について解説
不動産の売却を検討している方にとって、どのような方が担当してくれるのかといった点は、大きな心配ごとでもあります。
売主としてはなるべく早く、そしてなるべく高く売りたいのが本音で、それを叶えてくれる方に当たりたいわけです。
ではそもそも担当者とはどういった存在なのか、その選び方のポイントや相性の重要性について解説していきます。
不動産を売却するときの担当者とはどのような存在なのか
担当者の仕事としては査定から始まり、その後売主の希望などを考慮して売り出し価格を決め、物件の問い合わせや内見の立ち会いなどの営業活動があります。
その後購入希望者が現れると取引の窓口として、価格や条件の交渉をおこない、それがまとまると売買契約の取り交わしをして最終的に引き渡しまでを担当します。
そのため専門的な知識に加え、顧客への応対力や質問などに対するレスポンスの速さ、営業力や幅広いスキルが必要で、この担当者とはいわば成約の鍵を握る存在と言えるのです。
不動産売却での担当者の選び方のポイント
担当者の選び方についてですが、まず査定額の根拠について明確な理由を持っていて、それを売主が納得できるよう説明できるかどうかがポイントとなります。
もしその査定額についての根拠が不明瞭で、質問に対しての答えもあいまいであれば、その会社自体の意図が査定額に強く入っているわけです。
選び方として次に挙げるは、その物件のデメリットについても充分把握していて、売主や買主に対してもそれを隠さず適切な説明ができるかどうかといった点です。
メリットばかり推してくる場合は、会社や自分の利益優先の考えを持っている可能性があり、そういった方に当たると後々のトラブルにつながる恐れがあります。
そしてもう1つ、物件の周辺環境や地域情報に詳しい方であれば、最適な売却価格を設定できるうえ、購入希望者へその地域の情報も説明できるため売れやすくなります。
不動産の売却に携わる担当者の人柄や相性での選び方
いくら専門知識があっても、どれほど資格を持っていても、交渉や契約は人と人とがおこなうものであるため、最終的に重要となるのは人柄です。
売却を依頼するとその担当者と数か月の付き合いとなるため、人柄と相性は意外と大きなポイントで、気兼ねなく相談できる人に担当してもらうのが望ましいものではあります。
その見極め方ですが、問い合わせや査定時の対応によって、おおよその人柄や自分との相性を判断し、コミュニケーションでのストレスがない方が最適です。