不動産投資で融資を受ける流れや条件・ローンの金利についてご紹介!
不動産投資を始めたいが、どうしたら良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産投資のための融資の流れや、受けるための条件、不動産投資ローンの金利についてご紹介します。
不動産投資を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産投資をするための融資を受ける流れ
不動産投資のためのローンを組む場合の流れは、まず事前打診をおこない希望の条件が可能となる金融機関を選定します。
次に、ローン申請に必要な書類を準備します。
投資物件の概要や家賃表などの物件資料を始め、身分証明書や職歴書、自己資金がわかる書類などを用意しましょう。
必要書類がそろったら審査の申し込みをおこない、審査に通過したら融資決定のお知らせが届くので、実際の手続きに入ります。
正式にローンの契約を結んで融資を受け、物件購入へと進みます。
不動産投資のための融資を受けるために必要な条件とは
個人の属性が厳しくチェックされ、申請者の信用度がローン審査での必要条件です。
信用度には年収や雇用形態、勤続年数などの勤務先にくわえ、預貯金の金額も関係してきます。
申請者の返済能力が重視されるので、勤務先が上場企業であれば信用度が上がりますが、中小企業や自営業では信用度が低めとなるでしょう。
預貯金額はローンの頭金に充てられる金額の目安となり、頭金が多いほどローンの借り入れ額が少なくできるので、金融機関にとっては安心です。
金融機関によって違いはありますが、1~2割の頭金を融資の条件として定めている場合もあるようです。
ほかに物件の情報も必要であり、投資する物件の収益性の高さ、物件の担保力の高さがチェックされます。
不動産投資融資ローンの金利について
ローンの金利には固定金利と変動金利の2種類あり、どちらの種類を選ぶかによって将来的に支払う総額に違いが生じます。
固定金利はずっと同じ利率で支払い続けるため、返済計画の立てやすさはメリットですが、金利が高めに設定されているのがデメリットです。
半年ごとに金利が見直される変動金利では、金融政策や経済動向によって金利が変わるため、返済額への影響が出やすいです。
金利が下がれば返済額も下がりますが、上がった場合には返済額も増えるので、生活に影響をおよぼす可能性もあります。
このような金利変動のリスクを緩和するため、返済額の見直しは5年間に1回、見直し後の返済額がそれまでの1.25倍を超えない措置がとられています。