今注目のZEHマンションとは?不動産投資のメリットや補助金制度を解説
資産価値が高く、差別化を図れる点から、不動産投資で近年注目が高まっているZEHマンションをご存じですか。
この記事ではZEHマンションとは何か、不動産投資におけるメリット・デメリットや、補助金制度について解説しています。
ZEHマンションに興味がある方や、不動産投資を検討している方はぜひ参考にしてください。
不動産投資で今注目のZEHマンションとは
ZEHマンションとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション」の略で、年間エネルギー消費量をゼロにする、もしくはゼロに近づける集合住宅です。
1棟全体か住戸ごとにZEH基準を満たしている必要があり、基準は階数に応じて異なる4つの種類があります。
1階〜3階層は再エネを含む省エネ率が100%以上の「ZEH-M」、75%以上100%未満の「Nearly ZEH-M」の2種類です。
4階〜5階層は再エネを含む省エネ率が50%以上75%未満の「ZEH-M Ready」、6階層以上の「ZEH-M Oriented」は再エネの規定がありません。
また4種類すべて共通で強化外壁基準を満たしている、再エネルギーを除く省エネ率が20%以上あるのが基準となっています。
ZEHマンションを利用した不動産投資のメリット・デメリット
最大のメリットは他のマンションとの差別化を図れる点です。
高性能なZEHマンションは環境に優しいだけでなく、入居者にも光熱費が低いなどのメリットがあるため、空室対策に繋がります。
また、社会的意義があって需要が高いため、不動産の資産価値が高まるでしょう。
反対にデメリットは建築費が高い点です。
創るエネルギーが消費エネルギーよりも多いもしくは同等となる必要があるため、断熱材の使用や太陽光発電設備の導入など、高額な建築費がかかります。
そのため一般的なマンションに比べて初期投資が大きく、家賃も高く設定する必要があるでしょう。
ZEHマンションで利用したい補助金制度と申請の注意点
初期投資の負担が大きいZEHマンションですが、国の補助金制度を利用して、負担を抑えられます。
補助金はマンションの高さによって低層・中高層・超高層と、受けられる補助事業が異なり、ZEHデベロッパーが申請をおこないます。
建設時は環境共創イニシアチブに登録されているZEHデベロッパーを選び、工事請負契約を結んだ後に申請を依頼しましょう。
申請時の注意点は申請のタイミングです。
補助金は毎年5〜6月頃に公募と審査がおこなわれ、年度ごとに予算の範囲内でおこなわれるため、間に合うように設計プランを立てて申請する必要があります。
まとめ
ZEHマンションとは年間エネルギー消費量がゼロに近い集合住宅で、不動産投資においてはマンションの差別化を図れ、資産価値が高いメリットがあります。
一方で初期投資がかかるデメリットがあるため、信頼できる経験豊富なZEHデベロッパーを見つけ、国の補助金制度を上手く利用しましょう。
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