スプリンクラーとは何か?賃貸管理で知っておきたいことを解説!
建物はその階数や床面積によって、スプリンクラーの設置が義務付けられていることもあります。
消防法の施行規則によって定められており、まずはその建物が設置基準を満たしているかどうかを確認しなければなりません。
今回は、賃貸管理・賃貸経営に携わっている方に向けて、スプリンクラーとは何か、そして設置基準と種類についても解説します。
賃貸管理におけるスプリンクラー①スプリンクラーとはどのような設備なのか
スプリンクラーとは、建物の天井もしくは屋根下部分に設置されたスプリンクラーヘッドで、自動で火災感知・放水をおこなう消火設備です。
古くから用いられてきた消火設備のひとつであり、消防法によってその設置基準が定められています。
賃貸物件であれば、大抵のマンションには設置が義務付けられていますが、一般的な一戸建てに設置義務はありません。
普段から目につくところにあるのはスプリンクラーヘッドですが、実際はそれ以外にも水源や非常電源などのさまざまな要素によって構成されています。
また、芝生に自動的に散水する設備も、同じくスプリンクラーと呼ばれています。
賃貸管理におけるスプリンクラー②設置基準はどのようなものか
賃貸物件を管理するうえで必要なのは、その建物がスプリンクラーの設置基準を満たしているかどうかを確認することです。
設置基準は消防法により定められており、該当している場合は必ず設置しなければなりません。
設置基準はいくつかありますが、階数については11階以上あれば設置は必須です。
また、床面積が3,000㎡以上ある建物の場合も、設置する必要があります。
管理している賃貸物件が大型の建物であると、これらの条件を満たしていることが多いのではないでしょうか。
ただし、10階以下の賃貸物件であっても、スプリンクラーの設置によって屋内消火栓や排煙設備の一部の設置が免除になります。
賃貸管理におけるスプリンクラー③どのような種類があるのか
スプリンクラーには、閉鎖型・開放型・放水型の3種類があり、マンションで一般的に使われているのは閉鎖型湿式スプリンクラーです。
閉鎖型には、熱を感知し、内部の水をせき止める役割をする感熱体が搭載されています。
さらに湿式は、スプリンクラーヘッドの内部に水が入っていて、感熱体が熱で変形したり破損したりすると、すぐに放水がおこなわれる仕組みです。
熱の感知から放水までの時間が短く、初期消火能力に優れているのが特徴ですが、寒冷地などの内部の水が凍結する可能性がある地域では、適していません。
まとめ
スプリンクラーとは、天井か屋根下に設置され、自動的に火災を検知して放水する消火設備です。
11階建て以上で、床面積が3,000㎡以上ある建物には、必ず設置するように消防法で定められています。
マンションで主に、閉鎖型湿式スプリンクラーが使用されており、初期消火能力に優れているのが特徴です。
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